スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウタカタ。

なんだか今色々と煮詰まってるので、こっちではっちゃけてみようかと思います。
サイトいじる暇がなくて…ほんとすみません。
今チョイと行きずりとか、エロい受けとかに萌え萌えしてるので、便乗してみます。


ジャンルはジパで、パラレルです。超SS。
CPは滝松です。4649。
年齢制限ありまくりでごわす。




ではどうぞ。



───これからのことは忘れてくれ、と。
目の前の男が、今にも折れてしまいそうな眼差しで呟く。
滝はその体を腕の中に抱きしめたまま、今夜初めて会った男の身の上に思いを巡らせた。
男がどんな人間で、何を考えて生き、何に心を痛めたのか判るはずもないが。
思わず、そうさせる何かを浮かべる男の手が、縋るように背中へと回された。





しとしとと小雨が降りしきる宵の街で、男と出会ったのはほんの偶然だった。
とある会社の管理職に就いている身の上、日頃溜まっていく鬱屈を晴らすために向かった行きつけの小さな居酒屋。そこで暫く飲んでいると後から店に入ってきたのがこの男だった。
狭い店内では滝の隣にしか席はなく、男は迷うことなくそこへ腰を下ろした。
酒とつまみを注文し、一人で飲む男の眼差しはずっと遠くを見つめたままだ。偶然居合わせたその男を、滝は最初別段気にしていなかったのだが。

「すみません、時計持ってますか」

不意に声をかけられ面喰いながら、時間を告げる。
小さく詫びた男が、この時真っ直ぐ滝を見た。
息を呑むほど、艶やかな眼差しだった。けれどどこか危うく、痛みを堪えるかのような色を滲ませ。
それが妙に気になったというのは、言い訳かもしれない。
ただ、この男のような人間を身近に見たことがなかったから、単なる好奇心故かもしれないが。

「時間があるなら、河岸を変えよう」

滝の、短い一言に。
男は僅かに目を瞠って、一つ頷いた。
金を払い店を出てもまだ、雨は降り続いている。大人しく着いてきた男を何処に連れて行こうかと考えても、夜も更けきった今では営業している店すらまばらだ。
滝は、つい男を誘ったことを後悔した。
男はずっと口を開かないままで、先を立って歩く滝の後ろを着いてくる。こうなってはやっぱり別れようと言うことも出来なくなり、仕方なしに自分のマンションへと連れ帰った。
部屋に入れ、タオルを渡すと小さく礼を述べる男が息をつく。

「どこに行くのかと思ったら…。こんな夜分に名前も知らん俺を家に連れ込むとは酔狂な人だな」

「店がやってないんだから、仕方なかろう。そういや、名前聞いてなかったな」

「俺は角松だ。角松洋介。あんたは?」

「私は滝栄一郎だ。あんな辛気臭い酒の飲み方なんぞするな。酒に失礼だろう」

憮然と言い放った滝を見つめて、角松が小さく笑う。

「面白い人だ」

「うるさい。何があったか知らんが、あんな顔で飲まれては放っておけん」

ぶつぶつと文句を言いながら、角松の分まで着替えを用意する滝の背中に、ひたと掌を押し当てて。

「頼みがある」

短い一言に、滝は肩越しに振り返る。
あの途方もない孤独を背負ったかのような眼差しで、角松は思いつめたように滝を見つめ。
乾いた唇を、ゆっくりと開いた。

「忘れさせてくれないか」

「……何?」

「あんたに抱かれたいと言ってるんだ」

頭の中が真っ白になった。
突然何を言い出すのかと呆気にとられた滝を、角松は探るように見つめて苦笑する。視線を外し、眼を伏せて「すまん」と囁きながらその掌をふと引き取る。

「突然、迷惑な話だ。聞かなかったことにしてくれ」

「何があったんだ」

今にも崩れてしまうような儚さに、滝は眉を顰めてその手を掴んだ。雨の中歩いてきたとは思えないほどの温かなそれは、いつまでも力ないままで。

「すまん、理由は話せない。多分、あんたが聞いても面白くもない話だろうし、よくある話の一つに過ぎん。だが、俺は今立っているのも精いっぱいだ」

何もかもを忘れたいんだと継いだ言葉が、淡く揺れる。
落としたきりの双眸は影を潜ませ、自嘲を刻む唇をきつく噛み締めて。

「無理は言わん。ダメならダメでそれでいい。今すぐ帰るから」

「……私は男なんぞ抱いたことなどない。後悔しても知らんからな」

掴んだままの手を軽く引き寄せ、腕の中にその体を抱きとめる。
湿ったシャツ越しに感じる体温は、冷えた体には驚くほど熱く感じられた。僅かに腕の力を強めれば、角松の唇からため息が漏れて背中に回された手が縋りつく。

「すまん……これからのことは、忘れてくれ」




滝は、人生生きていると何があるか判らないものだと、この日ほど強く思ったことはなかった。正直今まで男に欲情したこともなければ、いいと思ったこともなかった。なのに、角松自身経験が浅いのか、誘ったわりには楚々とした乱れ方に興奮を覚えた。
絡んだ肢体が、僅かな刺激でもか細く震える。
薄く開かれた唇から零れる喘ぎに、滝は今までにない情欲を煽られて屹立した彼の雄を執拗に指で嬲った。男の抱き方など、何かの折に聞きかじった程度の知識しかない。だが、同じ男の体ならば感じるところも大体同じだろうと手探りもいいところだった。

「……く、んっ、あ、あ……ッ」

半ば強引な愛撫に、角松は小さく呻いて身を震わす。
けれど決して痛いとは言わず、きつくシーツを握りしめて耐えているようだった。脚を大きく割り開かせ、奥の蕾に角松の精液に濡れた指を押し当てて埋め込んでいく。かなりきついこんな処に挿れられるのか、と滝は脳裏で思ったが、ここまで来たら男として引くわけにはいかなかった。
少しずつ、少しずつ。
指の本数を増やしながら、熱く絡みつく内壁を探っていく。

「貴様、初めてなのか?」

ふと問うた言葉に、角松は小さく頷く。
あまりにも無謀ではないだろうか。初めて同士ではまともなセックスになるかどうかも判らず、悦楽よりも傷つく方の可能性が高いことは火を見るより明らかだというのに。
ああ、だからか。
なんとなく、滝は納得した。
角松は、悦楽よりも身を傷つけることを選んだのかもしれない。
ただ偶然居合わせ、最初に誘った滝に縋ったのは気紛れだったとしても。

「止めるか?私はそれでも構わんが」

「やめ、ないでくれ…、俺のことは、構うな…っ」

「どうなっても知らんぞ」

ぞんざいに投げた言葉に隠れた心配を感じ取ったのか、きつく閉じられた目を開けて濡れた眼差しで滝を見る。口の端を歪めるような微かな笑みを浮かべたのを見て、滝は嘆息して指をゆっくりと引きぬいた。

「待ってろ」

滝は一旦ベッドから降り、近くの棚の中から薬箱を取り出す。その中にある軟膏を取ると掌に出してひくつく蕾と己の雄に塗った。ぬるりと滑る掌で、角松の震える腰を撫でてそこへと宛がう。

「いくぞ」

短く言った後に、ぬぷりと埋め込まれる楔。
それが慎重に奥へと埋め込まれていく苦しさに、角松は一滴涙を零した。

「……は…っ、あ、くぅ」

「息を詰めるな」

シーツを握った角松の手を背中に回させ、しがみついたのを確認してその肩を押さえて根元まで一気に埋め込んだ。女とは比べ物にならないほどのきつさに、快感を通り越して半ば苦痛を覚える。
しっとりと汗を浮かべて涙に濡れる睫毛が震えている。
薄らと染まった眦にキスをして、無防備なその唇を軽く啄み舌先で舐めて。

「辛いだろう…?随分、無茶をするな」

「いい、あんたが、したいように、すればいい…ッ」

「……動くぞ」

一つ囁いて、緩く律動を始める。
緩急をつけて角松の粘膜を穿っていく刺激は、最初の辛さなどあっという間に忘れるほどの快感だった。すぐ耳元にある彼の唇が濡れた吐息を乱れさせ、少しずつ啼く声が高まっていく。
決して華奢ではないその体を強く抱きしめて、束の間の悦楽に滝は溺れた。




ふと夜中に目が覚めた。
傍らに背を向けて眠る男を見て、なんとなく安堵している自分に驚く。
居てくれてよかった。
何故そう思うのか、自分でも判らないけれど。
ふと腕をのばして、その短い髪に触れる。指に絡むこともないぺたりとしたそれは少しだけ固くて、ちくりと掌を刺した。


忘れられたのだろうか、彼は。
見ず知らずの、行きずりの男に身を捧げるほどまでに追い詰められた、彼は。


そんな過去など、捨ててしまえ。
忘れてくれと言われて、簡単に忘れられるはずもない。
それならば、この先歩む道を重ねたとしても、それは悪いことではないはずだ。

「……柄にもない」

それはきっとありえない。
この先がないと知っているから、彼は自分を選んだ。
そしてそれを追う自分など、それこそあり得ないから。

額にまとわりつく髪を掻き上げて、滝は一つ溜息をつくと目を閉じる。
次に目が覚めた時は、隣に誰もいないのだろうと思いながら。
後僅かな時間、隣の温もりを惜しみながら───。







意味不明です。
細かい設定とか考えるのが面倒なので、フィーリングで書いてみました…が、やっぱ失敗。
当り前だよな…。
でも滝様相手に誘い受けな洋介だっていいじゃーん!と、とっちらかってみました(笑)。
滝様の方がハマってしまったご様子。喰らいつけ、滝様!!←…。
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Picture Memo
カテゴリー
最近のコメント
リンク
このブログをリンクに追加する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。