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くりすます。

こんなギリで何がしたいんだっていう話ですが、ちょっと小ネタを書きたいなーとか。
ぶっちゃけ原稿表紙終わってなかったりしてるんですが、家庭のことで精神的に鬱(というよりはキレ気味)で、なのにちょっとだけスイートな感じで…とか、自分で自分を追い込んでみました★
これで原稿が終わってしまったら多分確実に死にたくなるくらいの感じになると思うので、今のうち今のうち…(笑)。


CPはまたしても滝松でゴメンナサイ。
滝松で甘いの?!とか、自分で驚いた。今。Now。

そんなんでもいいんじゃ~んvとか思う方はどぞ。
後少しで終わっちゃうけど、メリクリ★



▼パラレル滝松。(またか)
そこかしこにクリスマスソングが流れる、街の中。
流石に一大イベントの日だけに行き交人たちの姿も、この時間にしてはいつもよりも多い。その中を小走りで走っていく角松が腕時計をちらと見て軽く舌打ちをした。
待ち合わせの時間から、軽く一時間が過ぎている。
仕事が終わらず、何度か合間を縫って連絡しているのになぜか携帯に繋がらない。待ち合わせ相手の男が時間に関してはひどく煩いのを知っているから、何故繋がらないんだ、とか、どうしてこの日に限って残業なんだ、とか。不運をあらゆる言葉で心の中で罵り、目的の場所を目指した。
恐らく、男はもういないだろうと思う。
元は大学の時の同期で、けっして仲が良かったわけではないのに、男は何かにつけて角松に連絡を寄越した。居丈高でぶっきらぼうで、誰よりも自尊心が高いが、時折角松に対してだけは優しい面を見せることがある。よく喧嘩もするが、いつの間にか一緒にいることが多くなった。
腹も立つことも多いが、わりと最近は楽に思える。文句を言いながらも角松の何もかもを容認していると判るから、一緒に居て気を遣う必要もなくなっていた。
これは小言だけでは済まんかもしれん、と思いながら、目的の広場に聳えるツリーへめがけて走る。
ムードのあるそこは、右も左もカップルばかりだ。
その中から男を探そうと視線を巡らせ、すぐに見つけた。長時間経っていたからだろう、上質のコートに身を包みながらも首を竦めている。

「滝!すまん!」

「遅いぞ、貴様!」

謝れば、すぐさま怒鳴られる。
やはり、と思いつつも、思わず角松も声を荒げた。

「突然残業が入ったから何度もお前の携帯に電話を入れたのに、繋がらなかったぞ!」

「仕方がなかろう、電源が切れたんだ!」

「何で充電しとかないんだ!」

会った途端にまたこれだ、と頭を抱えたくなったが、たとえ仕事だとはいえ待たせたのは事実だ。深く嘆息して後、真っ直ぐに謝罪を口にする。

「まぁ…なんだ、遅れたのは事実だ。すまん、寒かっただろう」

こうして角松が引くと、滝はぐっと何かを呑みこむような表情をして目を逸らせる。そして口早に「気にするな」と言うと、白い箱を掲げて見せた。

「貴様明日休みだろう。今日はうちに来い」

偉そうな物言いと、突き出されたクリスマスケーキ。
あまりにも唐突な展開に、思わず瞠目する。

「…今から店に行っても大して飲む時間もないだろうからそれは構わんが…何故ケーキなんだ。まさかケーキで飲むのか?」

「そうではない!他にも用意はしてある!貴様が時間どおりに来れば、買わずに済んだものを…」

ぶつぶつと文句を言いながら先立って歩きだす男の後を追いながら、角松は思わず小さく笑う。
男は普段の態度からも関白気に見えるが、作る料理はわりと凝ったものを作る。そしてそれが意外に美味いのだ。手料理を用意してケーキまで揃え、自分の為にその手間をかけてくれたのだと思えば嬉しく思う。
男の、ぶっきらぼうな口調は、照れ隠しなのだと長い付き合いで判るから。
腹が立っても、どうしても憎めないのだ。

「滝、その前にどこか寄ってくれ。今日はシャンパンを俺がおごってやる」

「そのようなもの、うちでもう冷えている」

「どうせ足らんだろう?」

に、と笑えば、肩越しに見た滝が目許を僅かに和らげる。仕方がないというように、苦笑して。

「好きにしろ」

短い一言に笑って、角松は滝と肩を並べるべく足を速めた。








友達以上恋人未満で。←えええ
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